Iroha

「いろはのイロハ」最新情報。

March 17, 2025

【テナント】「JINS-ジンズ-」

アイウェアブランドの枠を超えた多方面にわたる事業で全国に展開するJINS。

山形県内では4店舗目、庄内での2店舗目は、無印良品と一体化した空間でお客様を迎えます。

メガネの役割は、視力の補正、目の保護、個々の装いからそして「見る」ことを通じた、人やものとのつながりまで。

地域の拠りどころとしてのJINSに期待が高まります。

―47都道府県に展開するJINSさんですが、いろは蔵パークはどんなお店になりますか。

弊社は無印良品さんと一緒に出店するケースがありまして、いろは蔵パークの店舗は、無印さんのシェルフや照明といった家具を生かしたディスプレイになります。

私たちJINSは「Magnify Life」というビジョンを掲げています。人々の生活を「見る」ことを通じて豊かにするという理念です。ただ店舗をつくるだけではなく、地域に根差したお店、地域の拠りどころとなるお店づくりをしていきたいという想いがあります。

―山形県内の多店舗ではすでにそうした理念に基づいた活動をされていますか。

山形市白山の店舗では、休憩スペースを使って近隣の子ども園さんと定期的に活動しています。アート作品を子どもたちと一緒に制作し、店内に展示して、「見る」ことによるつながりを生む活動です。いろは蔵パークでも地域のお子さんや地元で活動している方々と、イベントなどを通してつながりを広げていけたらと思います。

―子どもたちに関連した活動では「見る育」もありますね。

はい。メガネ屋と逆行する考え方かもしれませんが、JINSでは「近視のない世界の実現」を目指しています。太陽光に含まれるバイオレットライトは近視の進行を抑制する働きがあるといわれていて、「見る育」では外遊びを推進しています。バイオレットライトを照射するレンズも専門の研究機関と開発しました。子どもたちの視力低下が増えている今、視力を矯正する以前に、目の良い状態を維持できることがベストですから。

―外遊びならこの地域はうってつけですね。

酒田、庄内は自然豊かで、海があり、山があり、川があり、外に出て景色を「見る」こともこの地域に暮らす良さですよね。アクティビティでも、海用や山用のレンズなど、生活のスタイルや使用シーンに合わせた種類があります。まだ、ブルーライトをカットしたり、紫外線から目を守ったりと、仕事をする上でも快適に過ごせる提案ができたらと思います。我々の責務といいますか目指したい方向は「より良く見える」「見せる」ということです。

―普段見ていた景色がもっと良く見えたり、別の角度で見えたり。見えるって大切ですね。事業も多岐にわたりますが、移動販売車JINS GOは地方展開される予定はありますか。

JINS GOはまだ1台が群馬県で稼働しているだけですが、将来的には各地で実現できたらと思っています。JINS GOのバスの中には商品と、メガネを作る加工機、視力の測定器を搭載しています。過疎地域や高齢者が多く暮らしている地域、老人ホームや介護施設などに足を運んで人々の生活に寄り添いたいということでスタートしました。高齢化は日本全体の課題でもありますし、地方に行くほどその課題感が強くなっていくように思います。そこにどう向き合っていくかは企業の命題だと思いますし、人口が減少する中で、雇用の面でもいかに働いていただくかも考えていかないといけないところです。弊社は2年前に全国の準社員さんやパートさんのベース時給を東京水準の給与に一律化しました。愛着のある地元で働きやすく、地域経済にも寄与することを目指した取り組みです。

―いろは蔵パークという新しい場所でJINSさんが取り組んでいきたいことはありますか。

いろは蔵パークは地域を盛り上げていくという想いでつくられると伺って、JINSのビジョンと重なり合う部分があります。私たちにとってもこの地域が元気になることが大事で、たくさんの方にいろは蔵に来ていただきたいですし、JINSとしてもお客様に必要とされるようになりたいですね。季節の変わり目に洋服や靴を着替えるように、メガネもその場やその時、その人に合うバリエーションを持った存在になれたらと思います。

株式会社 ジンズ 店舗開発部 営業開発グループ 岩﨑卓哉さん

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